京丹波町にある、
七色の木✨
今回お邪魔したのは、京丹波町の最北端の集落、仏主(ほどす)。
一見誰も来ないような場所かと思いきや、長老ヶ岳の麓に広がるのどかな仏主地区では、農家民宿「長老の里」や、釣りが楽しめる「あまごの里」等があって、農家体験や釣り体験が出来て大自然を満喫できることで結構人は来るようです。
田舎暮らし体験がしたい人にはもってこいの地域というわけですね☺︎
そして私が何をしにここへやってきたかというと、
世にも不思議な「七色の木」を探しにきました。
京丹波町には七色の木があると聞いた時は、
と勝手に色々と想像して、見てみたいなあと思っていました。
どんな木が気になる方はこのまま記事を読み進めてくださいね。
七色の木は、仏主の権現谷というところにあります。Googleマップで七色の木と検索したら登録されていましたのでナビに従って行きます。
(えっ、進入禁止の看板ありますけど、、)
と思いながらもナビはその奥を示すので進むと、
しっかり七色の木の看板があったので、この橋を越えていきます。
対向車が来たら終わるような細い道ですが対向車が来る気配すら感じないレベルの雰囲気を醸しています。
しばらく車で登ると、また看板が見えてきました。
ひどく錆びた看板と消えかかっている文字、それから和知町と書いてあるところに年季を感じます..
文字は読みにくいですが、ここから150m歩くということだけは分かりました。
倒木が..
(2023年4月3日撮影)
って、えぇぇー!!
進もうとしたら倒木だらけ!!行ける?笑
と思ったら右にちょっと行くと、
かろうじてこの木の下をくぐり抜けれるようになってたのでここから行きます。
だいぶアドベンチャー。
雪で倒木してしまってるみたいです
「お願いだから熊はまだ寝てて〜」と懇願しながら登ること数分、
もしかしてこれは、ミツマタ!!
この森にミツマタ咲くだなんて知らなくてちょっと興奮しました。
たまたまミツマタの季節に来られてラッキーな気分..✨
ミツマタは大体3月中旬から4月中旬が見頃です!
七色の木に到着
あ、絶対アレや!
これが七色の木です。
他の木とは圧倒的に何かが違うオーラを放っています。
虹色に光る木というわけではありませんでしたが、この木は一本のカツラの木にスギ、ケヤキ、イロハモミジ、フジ、カヤ、イタヤカエデの6種類が宿るというなんとも不思議な木なのです。
町の天然記念物に指定されており、全国的にも珍しいものだそう。
幹の大きさ7.1m、樹高18m。
血管のような根っこが絡み合って生命を感じます。
地元の小学生も遠足で長老ヶ岳を登ったり、七色の木を見に行ったりすることもあるそうなので、なかなか地元民にはポピュラーな存在のようです。
※道はホントに整備されていないので、汚れても大丈夫な靴で行ってみてください!