京都府宮津市の天橋立名物、
智恵の餅✨
天橋立の目と鼻の先にある、智恩寺(文殊堂)の門前には四軒茶屋と呼ばれる4つのお店が並んでて、その全てのお店で智恵の餅が販売されてるのはご存じだろうか☺️
ちなみに、四軒茶屋 は初見で、“よんけん”って呼んでたけど、正しくは“しけん”やった。。
智恵の餅って?
食べると文殊の智恵を授かるとされる、ご利益のあるお餅✨
三人寄れば文殊の知恵の由来にもなってるのが、天橋立の智恩寺☺️
お店の人曰く、智恩寺の許可がないと智恵の餅は販売できないらしく、許可されてるのは4軒だけ!(※ただし、グループ店で販売されてることはある。)
ここでしか買えない・食べられないってことなので、ぜひ天橋立に来たら食べておくべし!!
お店の前には3つの雪だるまと智恵の餅がお供えされててかわいかった😂(多分雪が降った時限定の光景。笑)
智恵の餅の発祥について
お店の創業は江戸時代(元禄3年)やけど、「智恵の餅」の起源はそれよりも古くて、お店が出来た時期より前の、1300年嘉永ごろに発祥したと伝わるそう(*´﹃`*)
簡単に発祥の説をまとめるとこんな感じ↓
むかーしむかし、ある老婆は文殊菩薩を崇拝していた。
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老婆の夢に文殊菩薩が現れて、「餅を作り、人々に振る舞いなさい」と言われ、文殊堂前で餅を振舞うことにした。
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老婆に懐いていた子供がその智恵の餅を食べていると大人をしのぐほどの利口な子供に育った。
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ある日文殊堂を訪れた大徳寺の僧侶が、 その子供の利口さに驚くと、
老婆は「夢に出てきた文殊菩薩のお告げによって作ったお餅を食べているからでしょう。」と話したことから、「智恵の餅」と名づけられた。
それ以来智恵の餅は伝わり、江戸時代にお店が出来た当時から、智恩寺の参拝後には多くの人に食べられてきたんだそう🙌
智恩寺について詳しく読む↓
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【智恩寺(ちおんじ)】智恵を授かる!?天橋立観光で行きたい、パワースポット!《宮津市》
続きを見る
四軒のお店
文殊堂の山門を出ると、右から
- 「吉野茶屋」
- 「彦兵衛茶屋」
- 「勘七茶屋」
- 「ちとせ茶屋」
の並びで4軒。
それぞれのお店でお餅の固さとか餡に微妙に差があって、地元民の間では何処の餅が美味しいとか色々好みは分かれてるみたい😂
どの店行こうか迷ってしまうけど、紹介されるのは勘七茶屋が多くて、何故か1番メジャー感はあるっぽい🤔
彦兵衛茶屋で食べてみた
今回は4つのお店のひとつ、「彦兵衛茶屋」さんへ。
実は食べる予定は全然無かったんやけども、
お店の前を通った時に「食べていきませんか?」って言われたから、せっかくやし食べてみよ〜ってことで店の中へ吸い込まれてった😎笑
こちらがお店の中で食べた時に提供されたお餅✨
彦兵衛茶屋の智恵の餅は、皮ごと潰したつぶしあん。甘さも控えめでさっぱりとした餡子!
(ちなみに他の3軒はこしあんだそう。)
全部の店を食べ比べた人の口コミ読んでたら、彦兵衛の餅が1番柔らかいって書いてあったから、柔らかめのお餅が好きな人は彦兵衛さんおすすめかも🤔
好みは人それぞれ
どの店が1番おすすめとかではなく、こればっかりは全部食べ比べても、人それぞれの好みによってナンバーワンはバラバラになると思われる😂
吉野茶屋
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勘七茶屋
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ちとせ茶屋
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天橋立土産に!
お店で食べるところんとしたお餅に餡子が乗せられてるビジュアルやけど、
お土産用の智恵の餅は、折りの中のお餅に上から蓋をするみたいにびっしりと餡が!!
蓋を開けた時のそのインパクトは抜群やし、お土産にいかが?😆
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ただし、日持ちはせずその日のうちに食べなあかんくらいやから、次の日配る用にはあんまり適してない😇、、
その日の夜に家族に食べてもらう用としての持ち帰りがオススメ(´,,•ω•,,)
店舗情報
「吉野茶屋」
【住所】京都府宮津市文珠468-1
【営業時間】
AM9時30分~PM6時30分(L.O.6時)
冬期9時30分~PM5時(L.O.4時30分)
【定休日】不定休
【電話番号】0772-22-6860
「文殊荘勘七茶屋」
【住所】京都府宮津市文珠471-1
【営業時間】AM8時~PM5時
【定休日】不定休
【電話番号】0772-22-2105
「彦兵衛茶屋」
【住所】京都府宮津市文珠470-1
【営業時間】AM8時30分~PM5時
【定休日】不定休
【電話番号】0772-22-3285
「ちとせ茶屋」
【住所】京都府宮津市文珠472-1
【営業時間】AM9時30分~PM 6時(季節により変動)
【定休日】不定休
【電話番号】0772-22-5807
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