金閣寺を見たあと、「龍安寺まで歩ける?バスに乗ったほうが早い?」と迷う方は多いでしょう。実は金閣寺から龍安寺までは約1.5kmで、きぬかけの路を歩けば18〜20分ほど。市バス59号系統なら乗り換えなしでも移動できます。
この記事では、徒歩・バス・タクシーそれぞれの所要時間や料金、バス停、混雑時の選び方をわかりやすく解説。金閣寺と龍安寺を効率よく巡るモデルコースや、さらに仁和寺まで楽しむ方法も紹介します。
金閣寺から龍安寺への行き方は?距離・所要時間・料金を比較

金閣寺と龍安寺は京都市北西部にあり、実はかなり近い位置にあります。そのため、京都駅などへいったん戻る必要はありません。移動方法は徒歩と市バスが中心で、雨の日や荷物が多い場合にはタクシーも便利です。まずはそれぞれの違いを把握して、自分の旅程に合う方法を選びましょう。
金閣寺から龍安寺までは約1.5km、徒歩18〜20分が目安
金閣寺から龍安寺までの道路距離は、おおむね約1.5kmが目安です。金閣寺・龍安寺・仁和寺を結ぶ観光道路「きぬかけの路」の案内では、金閣寺から龍安寺まで徒歩約18分とされています。
信号待ちや写真撮影を考えると、旅行では20〜25分程度を見ておくと安心です。思ったより近いと感じる方も多いのではないでしょうか。
| 移動方法 | 所要時間の目安 | 費用の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 徒歩 | 約18〜25分 | 無料 | 街歩きを楽しみたい人 |
| 市バス59号系統 | 乗車時間は短め | 大人230円 | 歩く距離を減らしたい人 |
| タクシー | 道路状況による | 距離・時間で変動 | 雨天・家族旅行・荷物が多い人 |
京都観光では「近そうだから歩こう」と考えても、寺院の境内ですでにかなり歩いている場合があります。金閣寺を一周した後の疲れ具合も考えて選びましょう。
金閣寺から龍安寺へ徒歩なら「きぬかけの路」を進む
徒歩で向かうなら「きぬかけの路」を利用するのがわかりやすいルートです。きぬかけの路は、金閣寺から龍安寺を通り、仁和寺まで続く約2.5kmの観光道路です。
金閣寺から龍安寺の区間だけなら徒歩約18分なので、時間に余裕があれば散策にちょうどよい距離です。華やかな金閣寺を見たあと、落ち着いた街並みを歩きながら禅の石庭で知られる龍安寺へ向かう流れには、京都らしい趣があります。
ただし真夏や真冬、雨の日は徒歩20分でも想像以上に体力を使います。「歩ける距離」と「快適に歩ける距離」は別なので、その日の天候を見て判断してください。
金閣寺から龍安寺へ市バス59号系統なら乗り換えなし
歩く時間を減らしたい場合は、京都市バス59号系統が便利です。「金閣寺道」から龍安寺・山越方面へ乗車すると、「龍安寺前」まで乗り換えなしで移動できます。
59号系統は金閣寺道を出たあと、立命館大学前などを経由して龍安寺前、御室仁和寺方面へ進みます。目的地の先に仁和寺もあるため、北西部の世界遺産観光との相性がよい路線です。
ただし京都市内の路線バスは、道路の混雑で到着時間が前後することがあります。特に桜や紅葉の時期、土日祝日は「短距離だから必ずバスが早い」とは限りません。
金閣寺道バス停では龍安寺・山越方面の行き先を確認する
金閣寺を出たら「金閣寺道」のバス停へ向かいます。ここで大切なのは、59号系統でも龍安寺・山越方面へ進む便を選ぶことです。
京都のバス停は同じ名称でも道路の反対側などに乗り場が分かれているため、番号だけ見て乗るより、「59」「龍安寺」「山越方面」といった表示まで確認するほうが安心です。
観光客が多い時間帯は、目の前に来たバスへ急いで乗りたくなるかもしれません。それでも行き先表示を一度確認しておけば、反対方向へ進んでしまう失敗を防げます。時刻表や乗り場は当日に京都市交通局の公式案内で確認しておきましょう。
龍安寺前で降りれば龍安寺の入口まで徒歩約1分
市バス59号系統で向かう場合は「龍安寺前」で下車します。京都市観光協会の案内では、龍安寺前から龍安寺まで徒歩約1分です。
つまり、バスを降りてから長時間歩く必要はありません。高齢の家族と一緒の場合や、金閣寺ですでに歩き疲れている場合にも使いやすいでしょう。
龍安寺は石庭だけを見て終わる場所ではなく、鏡容池など境内にも見どころがあります。そのため、移動で体力を使い切らず、龍安寺の散策に余裕を残しておくという考え方もおすすめです。
金閣寺から龍安寺へタクシーは雨の日や荷物が多い日に便利
金閣寺と龍安寺は距離が近いため、人数や状況によってはタクシーも選択肢になります。特に雨が強い日、大きな荷物がある日、小さな子どもや高齢者と一緒の日は便利です。
一方、道路が混雑している時期は思ったほど時間を短縮できない可能性もあります。また料金は乗車場所や道路状況によって変わるため、固定金額として考えないほうがよいでしょう。
「少しでも安く移動したい」なら徒歩やバス、「体力を温存したい」ならタクシーというように、旅の優先順位から選ぶと迷いません。
金閣寺から龍安寺は徒歩・バス・タクシーを混雑と体力で選ぶ
結局どの移動方法がベストなのかは、天候と体力、道路状況によって変わります。晴れていて歩きやすい季節なら、きぬかけの路を歩く方法がおすすめです。
一方、真夏の暑さや冷たい雨の日にはバスを利用したほうが、龍安寺をゆっくり楽しめます。バス待ちの列が長く道路も混雑しているなら、徒歩のほうが時間を読みやすいケースもあるでしょう。
迷ったときは次の基準で考えると簡単です。
- 晴天で時間に余裕がある:徒歩
- 歩き疲れている:市バス
- 雨や大きな荷物がある:タクシー
観光は目的地に着くだけではありません。龍安寺に到着したときに「まだ楽しめる」と感じられる方法を選ぶのがポイントです。
金閣寺から龍安寺まで徒歩で楽しむ「きぬかけの路」の歩き方
金閣寺から龍安寺まで歩く魅力は、単なる移動時間も京都観光の一部になることです。「きぬかけの路」は金閣寺・龍安寺・仁和寺という世界遺産を結ぶ観光道路。街の空気を感じながら次の寺院へ向かえるため、バス移動とは違った楽しさがあります。
金閣寺を出たらきぬかけの路を龍安寺方面へ進む
金閣寺の参拝を終えたら、龍安寺方面へきぬかけの路を進みます。距離は約1.5kmが目安で、公式観光案内では徒歩約18分です。
道中はずっと寺院の境内が続くわけではなく、大学や美術館などがある京都の街並みを歩きます。「京都の有名寺院から有名寺院へ移動している」というより、地元の風景の中を歩いて次の世界遺産へ向かう感覚です。
スマートフォンの地図も併用すると安心ですが、目的地だけでなく「きぬかけの路」を意識すると観光ルートとして楽しみやすくなります。時間に追われず歩ける日に選びたい移動方法です。
金閣寺から龍安寺の途中では堂本印象美術館にも立ち寄れる
金閣寺から龍安寺へ続くきぬかけの路沿いには、京都府立堂本印象美術館があります。京都で活躍した日本画家・堂本印象に関する美術館で、建物そのものにも個性的な魅力があります。
寺社だけを巡る予定だったのに、途中で美術館に出会えるのも徒歩ならではです。ただし展覧会によって料金が異なり、展示替えによる休館などもあるため、立ち寄りたい場合は公式情報を事前に確認しましょう。
金閣寺、近代日本画、龍安寺の石庭と、異なる美意識を続けて体験できるのがこのエリアのおもしろさです。予定を詰め込みすぎない日なら寄り道してみるのもよいでしょう。
金閣寺から龍安寺を歩くなら季節と天候に合った服装を選ぶ
徒歩約18分と聞けば短く感じますが、京都観光では寺院の境内でも歩きます。金閣寺を見学してから龍安寺を散策すると、実際の総歩行時間は移動時間よりずっと長くなります。
特に夏は日差しと暑さ、冬は冷え込みに備えましょう。歩きやすい靴、水分、季節に応じた防寒用品があると安心です。
また雨の日は路面が濡れ、傘を持ちながらの徒歩移動になるため、晴天時より時間がかかります。「せっかく近いから絶対に歩く」と決めつけず、疲れたらバスへ切り替えるくらいの余裕があると、京都観光を最後まで楽しめます。
金閣寺から龍安寺へバスで移動するコツと注意点
金閣寺をしっかり歩いたあとに龍安寺へ向かうなら、市バスは頼りになる移動手段です。59号系統を利用すれば乗り換えはありません。ただし京都のバスは観光シーズンになると混雑や道路渋滞の影響を受けやすいため、番号だけでなく行き先と当日の運行状況も確認しましょう。
金閣寺から龍安寺への59号系統は運賃と支払い方法を確認する
京都市バスの均一運賃区間は、大人230円、小児120円です。交通系ICカードも利用できます。小銭を探さずに済むため、京都市内を何度かバスで移動する予定ならICカードを利用するとスムーズです。
金閣寺道からは、59号系統の龍安寺・山越方面へ乗車し、龍安寺前で下車します。距離そのものは短いので、「歩くか230円を払ってバスにするか」は体力との相談になります。
金閣寺で境内をゆっくり回った後なら、短い距離でもバスを利用する価値があります。逆に元気があり、バス待ちが長そうなら徒歩へ切り替えるのも合理的です。
金閣寺から龍安寺へバスで行くなら観光シーズンの混雑に注意
京都の路線バスは、道路状況によって遅れる場合があります。金閣寺は京都を代表する観光スポットなので、桜や紅葉の季節、土日祝日などは周辺道路や停留所が混雑する可能性があります。
金閣寺から龍安寺は徒歩でも約18分のため、バスを長く待つ場合には歩いたほうが先に着くケースも考えられます。
大切なのは「バスが必ず最速」と決めつけないことです。バス停へ着いた時点で待ち時間を確認し、すぐ来るなら乗車、時間がかかりそうなら徒歩と、その場で柔軟に判断すると観光時間を無駄にしにくくなります。
金閣寺から龍安寺のバス時刻は当日に公式情報で確認する
バスのダイヤや運行内容は変更されることがあります。そのため、旅行前に一度確認するだけでなく、実際に訪れる当日も京都市交通局の公式時刻表で59号系統を確認するのがおすすめです。
金閣寺道から龍安寺方面へ進む便かどうかを確認し、「龍安寺前」が停車停留所に含まれていることまで見ておけば安心です。
京都旅行では予定を分刻みに組みすぎると、少しの渋滞で焦ってしまいます。龍安寺の拝観終了時刻から逆算しつつ、移動には少し余裕を持たせてください。特に冬季は龍安寺の終了時刻が早くなるので注意しましょう。
金閣寺から龍安寺を効率よく観光するモデルコース
金閣寺と龍安寺は近いため、同じ日に組み合わせやすい世界遺産です。さらに時間があれば仁和寺まで続けることもできます。ポイントは各寺院の拝観時間を確認して、後半に予定を詰め込みすぎないこと。午前中から動けば、落ち着いて楽しみやすくなります。
金閣寺を午前中に拝観してから龍安寺へ向かう
金閣寺は午前9時から参拝できます。混雑をできるだけ避けたいなら、開門時間に近い午前中から訪れ、その後に龍安寺へ向かう流れが組みやすいでしょう。
例えば9時ごろ金閣寺に入り、境内を見学したあと、10時前後から10時30分ごろに龍安寺方面へ移動するイメージです。徒歩なら移動そのものを散策として楽しめます。
龍安寺の公式案内では、拝観所要時間の目安は30〜40分とされています。ただ、石庭の前で静かに過ごしたい方なら、それ以上時間を取ってもよいでしょう。急いで写真だけ撮るより、自分のペースで眺めるほうが印象に残ります。
金閣寺と龍安寺の拝観時間・料金を事前に確認する
金閣寺の公式案内では、参拝時間は午前9時から午後5時までで、参拝料金は高校生以上500円、小・中学生300円です。
龍安寺は3月1日〜11月30日が8時〜17時、12月1日〜2月末日は8時30分〜16時30分です。拝観料は大人600円、高校生500円、小・中学生300円となっています。
| 寺院 | 拝観時間 | 大人料金 |
|---|---|---|
| 金閣寺 | 9:00〜17:00 | 500円 |
| 龍安寺 | 3〜11月 8:00〜17:00 | 600円 |
| 龍安寺 | 12〜2月 8:30〜16:30 | 600円 |
特に冬は龍安寺が16時30分で終了するため、午後遅くに金閣寺から向かう計画では注意が必要です。特別拝観などで変更されることもあるため、旅行当日は公式サイトを確認してください。
金閣寺から龍安寺の後は仁和寺まで足を延ばせる
時間と体力に余裕があるなら、龍安寺で終わらず仁和寺まで向かうプランも魅力的です。きぬかけの路は金閣寺、龍安寺、仁和寺という3つの世界遺産を結んでいます。
公式案内では、龍安寺から仁和寺までは徒歩約11分です。つまり金閣寺から龍安寺へ歩いたあとも、それほど長い移動ではありません。
金閣寺の華やかな舎利殿、龍安寺の静かな石庭、そして仁和寺へと景色や雰囲気が変化していくため、同じ寺院巡りでも単調になりません。仁和寺まで行けば嵐電を利用し、その後の旅程につなげる方法もあります。
金閣寺から龍安寺へ行く前に知っておきたいQ&A
最後に、金閣寺から龍安寺へ移動するときに迷いやすいポイントをまとめます。距離だけなら徒歩圏内ですが、京都観光ではその日の気温、混雑、すでに歩いた距離によって最適な方法が変わります。「一番安い」「一番速い」だけではなく、観光を最後まで楽しめるかで選びましょう。
金閣寺から龍安寺は徒歩とバスのどちらがおすすめ?
晴れていて歩くことが苦にならないなら、徒歩がおすすめです。きぬかけの路を約18分歩くだけなので、バス待ちの時間を気にせず、自分のペースで龍安寺へ向かえます。
一方、金閣寺の境内ですでに疲れている方や、夏の暑い日には59号系統のバスが便利です。市バスの均一区間なら大人230円なので、体力温存のための出費として考えることもできます。
「徒歩かバスか」を旅行前に完全に決める必要はありません。当日の天候とバスの待ち時間を見て決めるのが、もっとも現実的でしょう。
金閣寺から龍安寺へ雨の日に移動するならどうする?
小雨程度で歩くことに慣れているなら、徒歩でも移動できます。ただし傘を差して歩くと晴天時より時間がかかるため、通常の18分より余裕を見てください。
強い雨なら、市バス59号系統やタクシーのほうが負担を減らせます。龍安寺へ到着した時点で靴や服が濡れてしまうと、その後の拝観を十分楽しめないこともあるでしょう。
また雨の日は「予定通り全部回る」ことにこだわりすぎないのも大切です。金閣寺と龍安寺の2か所に絞り、じっくり過ごすだけでも十分に京都らしい一日になります。
金閣寺と龍安寺を両方見るには何時間必要?
金閣寺と龍安寺を移動時間も含めて楽しむなら、少なくとも2〜3時間程度を見ておくと余裕があります。金閣寺の見学、徒歩またはバスでの移動、龍安寺の見学をすべて含めた目安です。
龍安寺公式サイトでは境内の拝観所要時間を30〜40分程度と案内しています。石庭をじっくり眺めたり、鏡容池周辺を歩いたりすれば、さらに時間は必要です。
さらに堂本印象美術館や仁和寺まで立ち寄るなら半日程度の計画にすると安心です。京都では目的地の数を増やすより、移動時間も楽しむくらいの余裕を持たせたほうが、結果として満足度の高い旅になりやすいでしょう。
まとめ
金閣寺から龍安寺までは約1.5kmで、きぬかけの路を歩けば18〜20分ほどが目安です。晴れた日なら徒歩で京都の街並みを楽しみながら向かうのがおすすめ。一方、歩き疲れた日や暑い日には、金閣寺道から市バス59号系統に乗り、龍安寺前で降りる方法が便利です。
市バス均一区間の大人運賃は230円で、交通系ICカードも利用できます。さらに時間があれば、龍安寺から徒歩約11分の仁和寺まで足を延ばすことも可能です。
拝観時間やバス時刻は変更される場合があるため、出発前に必ず公式情報を確認しましょう。移動そのものも楽しめるよう少し余裕のある予定を立てれば、金閣寺と龍安寺それぞれの魅力をゆっくり味わえます。
参考情報(記事作成時に確認したページ)
- 金閣寺 公式サイト「アクセス・参拝案内」
参拝時間、参拝料金、所在地、アクセスを確認。 - 金閣寺 公式サイト トップページ
金閣寺の基本情報、市バス「金閣寺道」からのアクセスなどを確認。 - 龍安寺 公式サイト
拝観時間、拝観料、所在地などの基本情報を確認。 - 龍安寺 公式サイト「よくある質問」
拝観料、休観日、拝観に関する案内などを確認。 - 京都市交通局「金閣寺道 発 59号系統 龍安寺・山越行き」
金閣寺道→立命館大学前→龍安寺前という停車順や、59号系統の運行情報を確認。 - 京都市交通局「59号系統の停車停留所」
金閣寺道、龍安寺前、御室仁和寺など59号系統の停留所を確認。 - 京都市交通局「市バスの乗りかた」
市バス均一区間の大人230円・小児120円の運賃、ICOCA・Suica・PASMOなど交通系ICカードの利用可否を確認。 - 京都市公式 京都観光Navi「龍安寺」
市バス・JRバス「龍安寺前」から徒歩約1分、嵐電「龍安寺」駅から徒歩約8分などのアクセス情報を確認。 - 京都きぬかけの路 公式サイト
金閣寺→龍安寺が徒歩約18分、龍安寺→仁和寺が徒歩約11分、きぬかけの路全長約2.5kmという情報を確認。 - 京都きぬかけの路「金閣寺・龍安寺・仁和寺を巡るおすすめ1日観光コース」
金閣寺から龍安寺への59番バス、徒歩移動、3つの世界遺産を巡るモデルコースの参考として確認。


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