「金閣寺を見たあと、そのまま清水寺へ行きたい。でも、どのバスに乗ればいいの?」と迷っていませんか。金閣寺と清水寺は京都を代表する観光名所ですが、離れた場所にあるため、移動方法を知らずに向かうと思った以上に時間がかかることがあります。
この記事では、金閣寺から清水寺への市バス、タクシーなどの行き方をわかりやすく比較。料金や乗り換え、混雑時の対策に加え、1日で両方を楽しむモデルコースまで紹介します。京都観光を少しでもスムーズに楽しみたい方は、出発前に確認しておきましょう。
金閣寺から清水寺への行き方は?おすすめルートを比較

金閣寺と清水寺は、どちらも京都旅行では外せない人気スポットです。ただし、京都市の北西側にある金閣寺から東山の清水寺までは離れているため、徒歩で気軽に移動できる距離ではありません。基本は市バスの乗り継ぎかタクシーを利用します。
料金を抑えたいならバス、移動を単純にしたいならタクシーと考えると選びやすいでしょう。
金閣寺から清水寺までの距離と移動時間の目安
金閣寺から清水寺へ移動するときは、観光そのものとは別に1時間前後の移動時間を見込んでおくと予定を組みやすくなります。ただし、京都市内は春の桜、秋の紅葉、連休などに道路が混みやすく、バスの所要時間が延びることも珍しくありません。
特に清水寺周辺は観光客が集中しやすいため、「地図上では間に合うはず」と予定を詰めすぎないことが大切です。乗車待ちや停留所から清水寺まで歩く時間も含め、余裕を持ったスケジュールにしましょう。
金閣寺から清水寺へ市バス12系統と207系統で行く方法
初めて京都を訪れる方に比較的わかりやすいのが、金閣寺道から12系統で四条河原町方面へ移動し、207系統へ乗り換える方法です。
移動の流れは次のようになります。
- 金閣寺から「金閣寺道」バス停へ歩く
- 市バス12系統の四条河原町・三条京阪方面に乗る
- 四条河原町周辺で下車する
- 市バス207系統の清水寺方面へ乗り換える
- 「清水道」で下車する
- 清水寺まで徒歩約10分進む
四条河原町は案内表示や店舗も多いため、途中で休憩や食事を入れたい方にも使いやすいルートです。
金閣寺から清水寺へ204系統と202系統を乗り継ぐ方法
繁華街の四条河原町を経由しない選択肢として、市バス204系統と202系統を組み合わせる方法もあります。金閣寺道から204系統の円町・銀閣寺方面へ乗り、熊野神社前方面で202系統の祇園・清水寺方面へ乗り換える考え方です。
202系統は「清水道」に停車するため、下車後は清水坂方面へ歩いて清水寺を目指します。ただし、停留所には道路の両側に複数の乗り場がある場合があります。降りた場所だけを見て次のバスに乗らず、系統番号と行き先表示を確認してください。
金閣寺から清水寺までタクシーで移動する方法
荷物が多い方、子ども連れ、シニア世代との旅行なら、金閣寺から清水寺までタクシーで直接移動する方法も便利です。乗り換えがなく、バス停を探す必要もないため、移動そのものに体力を使いたくない日に向いています。
一方、料金と所要時間は道路状況によって変わります。京都府タクシー協会でも、運賃検索は距離を基準とした概算であり、低速走行や道路状況などによって実際の料金が変わると案内しています。乗車前に配車アプリや運賃検索で確認すると安心です。
金閣寺から清水寺へ電車を組み合わせて移動する方法
「京都なら電車のほうが早そう」と考える方もいるでしょう。ただ、金閣寺のすぐ近くには地下鉄やJRの駅がありません。そのため、電車を利用する場合でも最初にバスなどで駅へ移動する必要があります。
道路が大混雑している日は地下鉄を組み合わせるメリットがありますが、通常の観光なら乗り換え回数が増えやすい点が難点です。京都市公式の観光案内でも、市内観光では電車を軸にしながら必要に応じてバスや徒歩を組み合わせる方法を勧めています。混雑状況を見ながら使い分けましょう。
金閣寺から清水寺まで徒歩で移動できる?
歩くこと自体は可能ですが、金閣寺から清水寺への移動手段として徒歩だけを選ぶのは、一般的な京都観光ではおすすめしにくい方法です。距離があるうえ、清水寺に近づくほど坂道も増えるため、到着するころにはかなり疲れてしまう可能性があります。
街歩きを楽しみたいなら、金閣寺から四条河原町や祇園付近までは公共交通機関を使い、そこから八坂神社、二年坂、産寧坂を通って清水寺へ歩く方法がおすすめです。京都らしい町並みを楽しみながら移動できます。
金閣寺から清水寺への移動手段を料金と便利さで比較
どの移動方法が正解かは、旅行人数や予算、混雑状況によって変わります。大まかな特徴を比較すると次のようになります。
| 移動方法 | 料金の特徴 | 乗り換え | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 市バス | 安く移動しやすい | 基本1回 | 料金を抑えたい人 |
| バス+鉄道 | 利用区間で変動 | 複数回になりやすい | 道路混雑を避けたい人 |
| タクシー | バスより高い | なし | 家族・グループ・荷物が多い人 |
| 徒歩 | 交通費不要 | なし | 長距離散策を目的にする人 |
観光時間を優先するなら、安さだけではなく「待ち時間まで含めて楽かどうか」で判断すると失敗しにくくなります。
金閣寺から清水寺を市バスで移動するときのポイント
金閣寺から清水寺へ公共交通機関で向かう場合、最も迷いやすいのがバス停と乗り換えです。京都市バスは同じ停留所名でも乗り場が複数あり、反対方向へ乗ると大きく時間を失います。
系統番号だけを見るのではなく、「四条河原町方面」「清水寺方面」など行き先まで確認する習慣をつけると安心です。
金閣寺道バス停では行き先と乗り場を確認する
金閣寺の最寄りは京都市バスの「金閣寺道」です。金閣寺公式でも公共交通機関を利用する場合は金閣寺道で下車するよう案内されています。
金閣寺道には12、25、59、102、204、205など複数の系統が停車するため、「バスが来たから乗る」のは避けましょう。清水寺方面へ向かうなら、自分が決めたルートと系統番号、進行方向を乗車前に照らし合わせます。
スマートフォンで京都市交通局の最新時刻表を開いておくと、乗り場を確認しやすくなります。
京都の観光シーズンはバスの混雑を考えて移動する
京都観光で意外と困るのが、道路渋滞だけではなく「バスに乗るまでの時間」です。桜や紅葉シーズン、土日祝日などは人気観光地周辺で乗客が集中し、予定していた便に乗れないことも考えられます。
京都市公式の観光情報でも、道路事情や曜日によって所要時間が変動すると案内されています。時間に余裕がない日は、バスを何本も乗り継ぐより、地下鉄の利用やタクシーへの切り替えを検討しましょう。「予定通りのバスに必ず乗る」より柔軟に動くほうが京都観光は楽になります。
バス料金と地下鉄・バス1日券のどちらがお得か考える
京都市バスの均一区間普通運賃は、大人230円です。金閣寺から清水寺まで市バスを2回利用する場合、単純計算では大人460円がひとつの目安になります。
一方、京都市交通局の地下鉄・バス1日券は大人1,100円です。金閣寺と清水寺の移動だけなら必ずしも1日券が得になるとは限りません。しかし、ホテルから金閣寺、金閣寺から清水寺、清水寺から別の観光地へと何度も乗車する日は便利です。当日の総乗車回数を考えて選びましょう。
金閣寺と清水寺を1日で回るおすすめモデルコース
「金閣寺と清水寺を1日で両方見たい」という方は多いでしょう。十分可能ですが、移動に時間がかかるため、朝から動き始めるのがポイントです。おすすめは午前に金閣寺、午後に清水寺を訪れる流れ。最後に産寧坂や二年坂、祇園方面へ歩けば、夕方まで京都らしい景色を楽しめます。
朝に金閣寺を観光すると移動計画を立てやすい
金閣寺の通常の参拝時間は9:00~17:00です。そのため、1日で金閣寺と清水寺を回るなら、9時ごろに金閣寺へ到着する予定を立てると動きやすくなります。
鏡湖池越しに舎利殿を眺め、境内をゆっくり歩いたあと、10時台から11時台を目安に清水寺方面へ移動すると余裕があります。昼前に移動を開始しておけば、バスが多少遅れても午後の観光時間を確保しやすいでしょう。旅行日は公式サイトで参拝時間の変更がないか確認してください。
金閣寺から清水寺への移動と昼食時間を確保する
金閣寺を出たあと、すぐ清水寺へ向かう必要はありません。12系統で四条河原町方面へ移動するなら、繁華街周辺で昼食を取ってから東山へ進む方法もあります。
「せっかく京都に来たから昼食も楽しみたい」と予定を詰め込みたくなりますが、人気店に並ぶ時間まで考えると1時間程度は確保しておきたいところです。午後の清水寺をゆっくり見たい場合は、昼食店をあらかじめ数軒決めておくと迷う時間を減らせます。予約できる店なら事前予約も有効です。
午後は清水寺から産寧坂や二年坂まで散策する
清水寺は通常6:00から開門しており、閉門時間は季節や特別拝観によって異なります。7月と8月は通常18:30までです。午後に到着しても観光しやすい一方、夕方ぎりぎりの到着は避けたほうが安心でしょう。
本堂や清水の舞台、音羽の滝などを見たあとは、産寧坂や二年坂を歩くのがおすすめです。石畳と町家が続く東山らしい景観を楽しめます。時間に余裕があれば、八坂神社や祇園方面まで歩いて一日を締めくくるのもよいでしょう。
金閣寺から清水寺への途中で立ち寄りたい京都の観光スポット
金閣寺から清水寺を単純に移動するだけではなく、途中に観光スポットを加えると京都の楽しみ方が広がります。ただし、立ち寄り先を増やしすぎると清水寺の到着が遅くなります。午前中から動ける日は二条城、午後からなら祇園や八坂神社など、移動ルートに近い場所を選ぶのがコツです。
二条城を加えて京都の歴史をじっくり楽しむ
時間に余裕があるなら、世界遺産の二条城を組み込むプランも魅力的です。二条城は京都市中京区にあり、地下鉄東西線「二条城前」駅からすぐの場所にあります。
京都市公式の観光情報では通常8:45から入城でき、最終入城や各施設の受付時間は場所によって異なります。本丸御殿など公開条件が設定されている施設もあるため、訪問前に公式情報を確認しましょう。
金閣寺、二条城、清水寺を同日に回る場合は、朝から行動して各スポットの滞在時間を決めておくことが大切です。
八坂神社を経由して祇園から清水寺へ歩く
四条河原町までバスで移動した場合は、そのまま207系統へ乗り換えず、祇園方面へ歩く方法もあります。八坂神社を参拝し、東山の町並みを楽しみながら清水寺方面へ進むルートです。
京都市公式の観光案内でも、四条河原町から清水寺方面は花見小路や八坂神社などを楽しみながら歩けるエリアとして紹介されています。
バスの混雑が激しい日は、あえて歩くことで渋滞のストレスを減らせることもあります。歩く距離は増えるため、時間と体力に余裕がある日におすすめです。
産寧坂と二年坂を清水寺観光と一緒に楽しむ
清水寺周辺でぜひ歩いておきたいのが、産寧坂と二年坂です。京都市の観光情報では、産寧坂周辺は石段や石畳の坂道、町家、周辺の社寺が一体となった歴史的景観を残す地区として紹介されています。
清水寺を参拝してすぐバス停へ戻るより、産寧坂から二年坂方面へ下っていくと京都らしい雰囲気をじっくり味わえます。ただし、石畳や坂道は雨の日に滑りやすくなることがあります。歩きやすい靴を選び、大きなキャリーケースを持ったまま散策するのはできるだけ避けましょう。
金閣寺から清水寺への移動で失敗しないための注意点
金閣寺から清水寺の観光で大切なのは、地図上の所要時間だけを基準に予定を作らないことです。京都ではバスの待ち時間、渋滞、参道の混雑、坂道などで予想以上に時間を使うことがあります。
少し余裕のある計画にするだけで、「時間がなくて清水寺を急いで回った」という失敗を防ぎやすくなります。
清水寺までの坂道を考えて歩きやすい靴を選ぶ
市バスの「清水道」や「五条坂」で降りても、清水寺の入口に直接到着するわけではありません。そこから約10分を目安に坂道を上ります。観光客が多い日は、自分のペースで歩けず、さらに時間がかかることもあります。
清水寺公式では、境内へ入るルートとして清水坂を上る道と、茶わん坂側から向かう道を案内しています。地図アプリによっては境内へ入れない経路が表示される場合もあるため、最後は現地案内を確認しましょう。スニーカーなど歩きやすい靴がおすすめです。
金閣寺と清水寺の拝観時間を事前に確認する
金閣寺公式では通常の参拝時間を9:00~17:00と案内しています。清水寺は通常6:00に開門し、基本は18:00、7・8月は18:30までです。夜間特別拝観が行われる期間は通常と時間が異なる場合があります。
そのため、金閣寺から清水寺へ向かう日は、出発前に両寺院の公式サイトを確認することが大切です。特に季節行事や特別拝観を目的にする場合、普段と受付時間が異なることがあります。「着いたら閉まっていた」という残念な結果を防ぐためにも最新情報を確認しましょう。
混雑状況を確認してバスとタクシーを使い分ける
旅行前にバスだけ、タクシーだけと決めきらなくても構いません。通常は市バスで移動し、道路やバス停が混雑していたら別ルートへ切り替えるという考え方も便利です。
京都市の観光快適度マップでは、人気観光地周辺の時間帯別の混雑状況を確認できます。また、市バスには走行位置や車内混雑度を確認するサービスもあります。予定に余裕がある日はバス、家族旅行や時間を優先したい場面ではタクシーなど、その場の状況に合わせると快適に観光できます。
まとめ
金閣寺から清水寺へ移動するなら、料金を抑えたい方は市バス、乗り換えを減らして楽に移動したい方はタクシーが便利です。市バスなら、金閣寺道から12系統で四条河原町方面へ向かい、207系統に乗り換えて清水道を目指す方法が比較的わかりやすいでしょう。
ただし、京都は観光シーズンになると道路やバスが混雑しやすいため、予定には余裕を持つことが大切です。1日で両方を観光するなら午前に金閣寺、午後に清水寺を訪れ、最後に産寧坂や二年坂を散策する流れがおすすめです。
旅行当日は京都市交通局や各寺院の公式情報で運行状況と拝観時間を確認し、自分たちに合った移動方法を選んで京都観光を楽しんでください。
参考情報(記事作成時に確認したページ)
- 金閣寺公式「アクセス」
金閣寺の所在地、最寄りの「金閣寺道」バス停、参拝時間、参拝料金などを確認。 - 清水寺公式「交通・2026年の拝観時間」
清水寺へのアクセス、開門・閉門時間、夜間特別拝観などを確認。 - 京都市交通局「市バス運賃」
京都市バスの均一区間普通運賃が大人230円であることなど、料金情報を確認。 - 京都市交通局「地下鉄・バス1日券」
地下鉄・バス1日券の大人1,100円、小児550円という料金や利用条件を確認。 - 京都市交通局「204号系統」
金閣寺道を通る204系統の停留所や運行ルートを確認。 - 京都市交通局「202号系統」
清水寺・祇園方面への乗り継ぎ候補として、202系統の停留所と経路を確認。 - 京都市交通局「207号系統」
四条河原町から祇園・清水道・五条坂方面へ移動できるルートを確認。 - 京都市交通局「清水道バス停」
清水道に停車する202・207系統など、清水寺周辺のバス路線を確認。 - 京都市公式 京都観光Navi「主要観光地への快適なアクセス 東山(清水寺)」
清水寺周辺への電車・バスを組み合わせたアクセス方法や、混雑を避ける移動方法を確認。 - 京都市公式 京都観光Navi「清水寺」
「清水道」「五条坂」から徒歩約10分というアクセス情報や営業時間などを確認。 - 京都市公式 京都観光Navi「産寧坂伝統的建造物群保存地区」
清水寺周辺の散策スポットとして、産寧坂の歴史的景観やエリア情報を確認。 - 京都府タクシー協会「タクシー運賃検索」
タクシー料金は距離による概算で、渋滞や低速走行、実際の経路によって料金が変動することを確認。


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