京都駅から八坂神社へ向かうとき、「バスは何番に乗るの?」「D1とD2のどちらへ行けばいい?」と迷う方は少なくありません。基本ルートは、京都駅前D2乗り場から市バス206号系統または106号系統に乗り、「祇園」で降りる方法です。
土日祝日には観光特急バスEX100も利用できます。ただし、京都のバスは観光シーズンになると渋滞や満員が起こりがちです。
この記事では、乗り場、料金、所要時間、降車後の歩き方に加え、混雑時に役立つ地下鉄や電車の代替ルートまで分かりやすく紹介します。
八坂神社へ京都駅からバスで行く基本ルート

京都駅から八坂神社へバスで向かう場合は、「何番に乗るか」だけでなく、乗り場と行き先表示まで確認することが大切です。基本的には京都駅前から祇園方面へ向かう市バスを利用し、八坂神社の西楼門に近い「祇園」で降ります。
最初に全体像をつかんでおけば、初めての京都旅行でも落ち着いて移動できます。
結論は京都駅前D2乗り場から206号系統を利用する
最も分かりやすい選択肢は、京都駅前D2乗り場から市バス206号系統に乗る方法です。車両前面の表示で「三十三間堂・清水寺・祇園・北大路バスターミナル行き」と書かれた便を選び、「祇園」で降ります。
206号系統には別方向へ進む便もあるため、系統番号だけで判断せず、「清水寺・祇園」の文字を確認してください。
206号系統は京都駅前を出た後、七条京阪前、博物館三十三間堂前、五条坂、清水道などを経由します。清水寺を訪れる観光客も多く利用するため、午前中から混雑することがあります。乗車列が長い場合は、後から来る106号系統や、土日祝日に運行される観光特急バスも候補に入れましょう。
106号系統でも祇園バス停まで乗り換えなしで行ける
106号系統の「清水寺・祇園・三条京阪行き」も、京都駅前から八坂神社へ乗り換えなしで移動できます。京都駅前を出発し、博物館三十三間堂前、東山七条、五条坂、清水道、東山安井を経て祇園に停車するルートです。
ただし、106号系統は206号系統と比べて運行本数が少ない時間帯があります。出発時刻が合えば便利ですが、長時間待ってまで106号系統に限定する必要はありません。D2乗り場で案内表示を確認し、先に到着する祇園方面の106号系統または206号系統を選ぶと、待ち時間を抑えやすくなります。
土日祝日はD1乗り場の観光特急バスEX100も便利
土日祝日に八坂神社へ向かうなら、京都駅前D1乗り場から出発する観光特急バスEX100も便利です。京都駅前を出ると、五条坂、祇園、岡崎公園、銀閣寺方面へ進みます。一般の市バスより停車する停留所が少なく、公式時刻表上では京都駅前から祇園まで約17分の便が設定されています。
観光特急バスの大人運賃は500円で、通常の均一区間を走る市バスより高めです。その代わり、主要観光地へ向かう利用者を対象にした分かりやすいルートです。
なお、八坂神社公式サイトでは「100番」と案内されていますが、現在の京都市交通局の表示では「EX100」となっているため、車両前面の表示を確認しましょう。
八坂神社の最寄りは祇園バス停で降りてすぐ
八坂神社の最寄り停留所は「祇園」です。京都駅方面から来たバスを降りると、朱塗りの西楼門が見えるため、土地勘がなくても比較的分かりやすい場所です。交差点周辺は車や歩行者が多いので、信号と横断歩道を利用して境内へ向かってください。
祇園バス停から八坂神社までは徒歩すぐです。大きな荷物を持っている場合でも長距離を歩かずに済むことが、バスを利用する大きな利点です。一方、西楼門までは石段があるため、車いすやベビーカーを利用する方は、境内マップを確認し、段差の少ない入口を検討すると安心です。
京都駅から八坂神社までのバス運賃を確認する
106号系統や206号系統など、通常の市バス均一区間の運賃は大人230円、小児120円です。現金のほか、ICOCA、Suica、PASMOなどの交通系ICカードも利用できます。通常の市バスは後ろの扉から乗り、前の扉から降りる際に運賃を支払います。
観光特急バスEX100は大人500円、小児250円です。通常路線とは異なり、前の扉から乗って運賃を先に支払い、後ろの扉から降ります。同じ京都駅前から祇園へ向かうバスでも、乗車方法と料金が異なる点に注意しましょう。地下鉄・バス1日券を持っている場合は、どちらのバスにも利用できます。
| 利用するバス | 大人運賃 | 小児運賃 | 主な乗り場 |
|---|---|---|---|
| 106号・206号系統 | 230円 | 120円 | 京都駅前D2 |
| 観光特急EX100 | 500円 | 250円 | 京都駅前D1 |
バスの所要時間は渋滞を考慮して余裕を持つ
京都駅から祇園までの所要時間は、バスの種類や道路状況によって変わります。観光特急EX100は公式ダイヤ上で約17分の便がありますが、通常の206号系統は停車する停留所が多く、清水寺周辺の道路も通るため、30分前後を目安にするとよいでしょう。
ただし、桜、紅葉、連休、祇園祭の時期は東山通が混雑します。予定より大幅に遅れることもあるため、拝観予約や食事の予約がある日は、移動時間を40~60分ほど見込んでおくと安心です。「バスなら必ず予定どおり着く」と考えず、時間に余裕を持つことが京都観光を楽しむコツです。
行き先表示を確認して反対方向への乗車を防ぐ
市バス206号系統は循環系統で、京都駅から異なる方向へ進む便があります。八坂神社へ行くときは、「三十三間堂」「清水寺」「祇園」「北大路バスターミナル」方面の表示を確認してください。「四条大宮」や「京都水族館」方面へ向かう便は、八坂神社への最短ルートではありません。
乗車前に車両前面と側面の行き先表示を見て、分からなければ乗務員や案内係に「祇園へ行きますか」と確認しましょう。京都駅前は同じ系統番号でも行き先が異なる便が発着します。焦って乗るより、数秒立ち止まって確認したほうが、乗り間違いによる時間のロスを防げます。
京都駅で八坂神社行きのバスに迷わず乗る方法
京都駅前のバスターミナルには複数の乗り場があり、初めて訪れると方向感覚を失いやすいかもしれません。八坂神社方面へ向かう通常の市バスはD2、観光特急EX100はD1が基本です。京都駅に着いたら、最初に烏丸口側へ出て、バス案内表示を確認しながら移動しましょう。
京都駅中央口からD2乗り場までの行き方
JR京都駅の中央口を出ると、正面が烏丸口側のバスターミナルです。駅舎を背にして案内板を確認し、「D」の表示があるエリアへ進みます。通常の106号系統と206号系統で祇園へ向かう場合は、D2乗り場が目印です。
土日祝日に観光特急EX100を利用する場合は、隣接するD1乗り場へ向かいます。乗り場には系統番号と主な行き先が表示されているので、「清水寺・祇園」の文字を確認してください。
八条口側へ出ると遠回りになるため、新幹線利用者は駅構内の「烏丸口」「中央口」という案内をたどると迷いにくくなります。
京都市バスの乗り方と運賃の支払い方法
106号系統と206号系統などの通常路線は、後ろの扉から乗車し、目的地に近づいたら降車ボタンを押します。祇園に到着したら前の扉から降り、現金または交通系ICカードで運賃を支払います。ICカードは読み取り機にしっかりタッチし、処理音を確認しましょう。
現金で支払う場合、500円硬貨や1,000円紙幣は運賃箱で対応できますが、高額紙幣は事前に崩しておく必要があります。観光特急EX100は前乗り・先払いなので、通常路線と間違えないようにしてください。車内が混雑している場合は、降車する人の動線をふさがない位置へ移動する配慮も大切です。
スーツケースやベビーカーがある場合の注意点
大きなスーツケースを持って市バスに乗る場合は、通路や乗降口をふさがないよう、手元でしっかり管理してください。京都駅から清水寺・祇園方面のバスは観光客の利用が多く、時間帯によっては荷物を置く余裕がほとんどないこともあります。
荷物が大きいときは、京都駅の手荷物預かり所やコインロッカーへ預けてから出発する方法も現実的です。ベビーカーは混雑状況によって折りたたみが必要になる場合があります。子ども連れや高齢者と一緒なら、朝の早い時間に移動するか、地下鉄やタクシーを組み合わせると負担を抑えられます。
八坂神社へ向かうバスの混雑対策と代替ルート
京都駅から八坂神社まではバス一本で行けるものの、道路の混雑に左右されやすい点は無視できません。特に東山エリアでは、歩いたほうが早いほど車列が動かなくなることもあります。旅行日や時間帯に合わせて、地下鉄や鉄道へ切り替える判断基準を持っておきましょう。
桜や紅葉の時期は東山通の渋滞に注意する
円山公園の桜が見頃を迎える春や、東山の紅葉が美しい秋は、清水寺から祇園周辺に観光客が集中します。206号系統は五条坂や清水道を経由するため、乗客の乗り降りに時間がかかり、道路渋滞と重なると遅延しやすくなります。
混雑を避けたい場合は、午前8時台までに京都駅を出るか、夕方の帰宅時間帯を外すのがおすすめです。車内が満員で乗れないときは、同じ列で次の便を待ち続けるより、地下鉄やJRへ切り替えたほうが早い場合もあります。到着時刻を優先する日は、鉄道中心のルートを選びましょう。
混雑時は地下鉄東山駅を利用して歩く
京都市公式観光情報では、京都駅から地下鉄烏丸線で烏丸御池駅へ行き、東西線に乗り換えて東山駅へ向かうルートが案内されています。京都駅から東山駅までの乗車時間はおよそ15分で、道路渋滞の影響を受けにくいことが利点です。
東山駅からは三条通、神宮道、知恩院、円山公園を通って八坂神社へ歩きます。徒歩時間は長くなりますが、青蓮院や知恩院周辺の京都らしい景観を楽しめます。雨の日や荷物が多い日には不向きですが、春や秋の混雑時には、移動そのものを散策として楽しめるルートです。
JRと京阪電車を乗り継いで祇園四条駅へ向かう
別の選択肢として、京都駅からJR奈良線で東福寺駅へ行き、京阪本線へ乗り換えて祇園四条駅を目指す方法があります。祇園四条駅から八坂神社までは四条通を東へ徒歩約5分です。道路渋滞を避けながら、西楼門の正面へ向かえます。
乗り換えが一度あるため、大きな荷物がある人には少し負担かもしれません。それでも、バスの待ち列が非常に長いときや、祇園四条駅周辺で食事や買い物をしたいときには便利です。雨天時は祇園四条駅から地上を歩く距離が比較的短いことも、選びやすい理由になります。
八坂神社から京都駅へ戻るバスと周辺観光
八坂神社を参拝した後は、来たときと同じ祇園バス停を使えばよいとは限りません。道路の反対側や少し離れた場所に、行き先別の乗り場があります。帰りの停留所を先に確認しておくと、暗くなった後や混雑時にも慌てずに移動できます。
八坂神社から京都駅行きの祇園バス停を確認する
京都駅へ戻るときは、「京都駅行き」と表示された祇園バス停から206号系統などを利用します。往路で降りた場所と帰路の乗り場は道路を挟んで異なるため、停留所の案内板にある系統番号と行き先を必ず確認してください。
帰りの206号系統は清水道、五条坂、博物館三十三間堂前などを経由して京都駅へ向かいます。夕方は祇園や清水寺から帰る観光客が重なり、満員になることがあります。座りたい場合は少し早めに移動するか、祇園四条駅から京阪とJRを乗り継ぐ方法も検討しましょう。
円山公園や知恩院と一緒に観光する
八坂神社の東側には円山公園が隣接しています。境内からそのまま移動できるため、桜の季節だけでなく、散策や休憩にも向いています。さらに北へ歩けば知恩院があり、大きな三門や落ち着いた参道を楽しめます。
知恩院から地下鉄東山駅方面へ歩けば、帰りは地下鉄を利用できます。行きは京都駅からバスで八坂神社へ直行し、帰りは円山公園と知恩院を散策して東山駅から地下鉄に乗ると、同じ道を戻らずに済みます。混雑回避と周辺観光を両立できる、使いやすい回遊ルートです。
清水寺から八坂神社まで歩くモデルコース
京都駅から206号系統や106号系統に乗り、五条坂または清水道で降りて、先に清水寺を参拝するプランも人気です。清水寺から産寧坂、二寧坂、八坂の塔、ねねの道、高台寺周辺を通り、八坂神社へ向かいます。
徒歩移動は坂道や石畳が多いため、歩きやすい靴が欠かせません。ゆっくり写真を撮りながら進む場合は、清水寺から八坂神社まで1時間以上見込むと安心です。最後に祇園バス停から京都駅へ戻れば、東山の主要スポットを一方向に巡ることができ、移動の重複も減らせます。
八坂神社と京都駅を結ぶバスのよくある質問
最後に、子ども料金、ICカード、1日券、参拝時間など、出発前に気になりやすいポイントを整理します。細かなルールを知っておくと、乗車時に財布を探したり、現地で受付終了に気づいたりする失敗を防げます。家族旅行や初めての京都観光でも役立つ内容です。
子ども料金やベビーカー利用について確認する
通常の市バス均一区間では、小児運賃は120円です。観光特急EX100の小児運賃は250円となります。小児区分や幼児を伴う場合の取り扱いには条件があるため、家族構成によって不明点があれば、京都市交通局の案内を事前に確認してください。
ベビーカーは利用できますが、混雑時には安全確保のため折りたたみを求められる場合があります。祇園・清水寺方面は特に混みやすいため、無理に満員の車両へ乗らず、次の便を待つ判断も必要です。抱っこひもや小さな手荷物にまとめる工夫があると、乗り降りが楽になります。
ICカードと地下鉄・バス1日券の使い方を知る
京都市バスでは、ICOCA、Suica、PASMOなど全国相互利用対応の交通系ICカードを使用できます。通常路線は降車時、観光特急EX100は乗車時にタッチします。残高不足になると乗降に時間がかかるため、京都駅で事前にチャージしておくと安心です。
地下鉄・バス1日券は大人1,100円で、市バスと地下鉄を中心に一日に何度も移動する人に向いています。八坂神社への往復だけでは通常運賃のほうが安くなりますが、金閣寺、二条城、平安神宮なども巡る場合は検討する価値があります。予定している乗車回数と移動手段を比較して選びましょう。
八坂神社の参拝時間と訪問前の注意点を確認する
八坂神社は24時間参拝できますが、社務所の受付時間は公式案内で9時から17時とされています。御朱印やお守りを希望する場合は、受付時間内に到着できるよう予定を組みましょう。早朝は比較的人が少なく、西楼門や境内を落ち着いて見学しやすい時間帯です。
境内には参拝者向けの専用駐車場がないため、京都駅からはバスや鉄道などの公共交通機関が適しています。祭事や行事の開催日には、周辺道路の規制やバス停の変更が行われる可能性もあります。出発前に八坂神社と京都市交通局の公式情報を確認すると安心です。
まとめ
京都駅から八坂神社へバスで行く基本ルートは、京都駅前D2乗り場から106号系統または206号系統に乗り、「祇園」で降りる方法です。通常の市バス運賃は大人230円で、祇園バス停から八坂神社までは徒歩すぐです。
土日祝日は、D1乗り場から出る観光特急バスEX100も利用できますが、大人運賃は500円となります。
桜や紅葉の時期は東山通の渋滞が起こりやすいため、時間に余裕を持つことが大切です。待ち列が長い場合は、地下鉄東山駅や京阪祇園四条駅を利用するルートへ切り替えましょう。
旅行当日は京都市交通局の公式時刻表で運行状況を確認し、混雑時間を避けて早めに出発すると、八坂神社と祇園散策をゆったり楽しめます。
参考情報(記事作成時に確認した主なページ)
- 八坂神社公式「境内マップ・アクセス」
祇園バス停からの距離、京阪祇園四条駅からの徒歩時間、社務所受付時間、24時間参拝可能であることを確認しました。なお、バス案内には旧系統名の「100番」が残っているため、最新の運行情報は京都市交通局も併せて確認する必要があります。 - 京都市交通局「京都駅前の市バス時刻表・乗り場案内」
京都駅前から祇園方面へ向かうバスの系統、行き先、時刻表を確認するために使用しました。 - 京都市交通局「京都駅前発・206号系統時刻表」
京都駅前から三十三間堂、清水寺、祇園を経由する206号系統の運行時刻と行き先表示を確認しました。 - 京都市交通局「206号系統の停車停留所」
京都駅前、五条坂、清水道、祇園など、206号系統が停車する主な停留所を確認しました。 - 京都市交通局「京都駅前発・106号系統時刻表」
京都駅前から清水寺、祇園、三条京阪方面へ向かう106号系統の時刻と運行内容を確認しました。 - 京都市交通局「106号系統の停車停留所」
106号系統が京都駅前から清水寺周辺を経由し、祇園へ向かうことを確認しました。 - 京都市交通局「観光特急バスEX100・EX101」
京都駅前D1乗り場、五条坂、祇園などの停車停留所と、観光特急バスの利用方法を確認しました。 - 京都市交通局「市バス運賃」
通常の均一区間運賃が大人230円・小児120円、観光特急バスが大人500円・小児250円であることを確認しました。 - 京都市交通局「市バスの乗りかた」
通常路線の後ろ乗り・前降り・後払いと、観光特急バスの前乗り・後ろ降り・先払いなどを確認しました。 - 京都市交通局「地下鉄・バス1日券」
大人1,100円・小児550円の料金、利用可能な交通機関、観光特急バスでも利用できることを確認しました。 - 京都市交通局「交通系ICカード」
ICOCA、Suica、PASMOなど、全国相互利用対応の交通系ICカードが市バスで使えることを確認しました。 - 京都市公式「京都観光Navi・祇園(八坂神社)への快適なアクセス」
京都駅から八坂神社へ向かう際の鉄道を利用した代替ルートや、混雑を避ける移動方法の参考にしました。

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