京都駅から清水寺へ向かうとき、「バスに乗れば簡単」と思っていませんか?実は京都の清水寺方面は観光客が集中しやすく、時間帯によってはバスの混雑や道路渋滞で予定以上に時間がかかることがあります。
この記事では、京都駅から清水寺までの行き方を、市バス・観光特急バス・電車・タクシー・徒歩で比較します。京都駅の乗り場や料金、五条坂からの歩き方、混雑を避ける方法まで紹介するので、初めての京都旅行でも自分に合った移動方法を選べます。
京都駅から清水寺までの行き方を比較|最短・安さ・混雑回避で選ぶ

京都駅から清水寺までの行き方には、市バス、観光特急バス、電車と徒歩、タクシー、徒歩があります。いつでも同じ方法が最適とは限りません。平日か土休日か、道路の混雑状況、荷物の量、歩ける距離などを考えて選ぶと、京都観光のスタートで疲れにくくなります。
京都駅から清水寺までの行き方は目的に合わせて選ぶのが正解
初めて京都を訪れる方で、できるだけ安く乗り換えなしで行きたいなら、市バス86系統や206系統がわかりやすい選択肢です。京都駅前から五条坂方面へ向かい、下車後は清水寺まで徒歩約10分です。
土休日で移動時間を優先するなら、京都駅前D1のりばから出る観光特急EX100・EX101も便利です。道路が大きく混雑していなければ、京都駅から五条坂まで約10分で移動できます。
一方、桜や紅葉シーズンのように道路渋滞が心配な日は、JRと京阪を乗り継ぐ方法が安心です。どの方法が一番よいかは「安さ」「速さ」「歩く距離」のどれを重視するかで決めましょう。
京都駅から清水寺へ市バス206・86系統で行く方法
京都駅から清水寺まで乗り換えなしで行きたい方には、市バスが便利です。京都駅前のD2のりばから、清水寺・祇園方面へ向かう86系統や206系統などを利用し、「五条坂」で降ります。
通常の市バス均一区間運賃は大人230円です。五条坂に到着したら、東山方面へ坂を上り、清水寺を目指します。清水寺公式では五条坂から徒歩約10分と案内されています。
ただし206系統は清水寺や祇園方面へ向かう観光客が多く、時間帯によって混雑します。車内の混雑だけでなく東山通周辺の道路渋滞もあるため、時間には余裕を持って利用したいところです。
京都駅から清水寺へ土休日の観光特急EX100・EX101で行く方法
土休日なら、京都駅前D1のりばから出る観光特急バスEX100・EX101が便利です。観光客が利用しやすい主要な停留所に絞って停車するため、通常の路線バスよりスムーズに移動しやすいのが特徴です。
京都市交通局では、京都駅から五条坂まで約10分と案内しています。大人運賃は500円、小児は250円です。地下鉄・バス1日券など対象の乗車券を持っていれば追加料金なしで利用できます。
EX100・EX101は通常の市バスと乗り方も異なり、前扉から乗車して運賃を先払いし、後ろ扉から降ります。土休日限定のため、平日に訪れる場合は86・206系統などを検討しましょう。
京都駅から清水寺へ電車と徒歩で行く方法
道路の渋滞をなるべく避けたいなら、JRと京阪電車を利用する方法があります。京都駅からJR奈良線で1駅の東福寺駅へ向かい、京阪本線に乗り換えて清水五条駅で下車します。
2026年時点では京都駅から東福寺駅が150円、東福寺駅から清水五条駅が180円で、合計330円が目安です。鉄道部分だけなら短時間ですが、清水五条駅から清水寺までは徒歩約25分かかります。
最後は上り坂になるため、歩くのが苦手な方には楽な方法ではありません。それでも渋滞の影響をほぼ受けないため、紅葉シーズンや連休には時間を読みやすいルートとして覚えておくと安心です。
京都駅から清水寺へタクシーで行く方法
荷物が多い方、小さな子どもや高齢の家族と一緒の方には、タクシーも選択肢になります。京都府タクシー協会が示す目安では、JR京都駅から清水寺まで約3.2km、普通車で1,400円程度です。
3人や4人で利用すれば、1人当たりの負担も抑えられます。ただし京都の東山周辺は渋滞しやすく、低速走行が続くと料金が目安より高くなる場合があります。
桜や紅葉のピーク時は「タクシーなら必ず早い」とは限りません。時間を優先するなら鉄道、体力や荷物の負担を減らしたいならタクシーというように使い分けるとよいでしょう。
京都駅から清水寺まで歩いて行く方法
京都駅から清水寺までは約3km以上あるため、徒歩だけで向かう場合は45~60分ほどを見ておくと安心です。観光を兼ねて歩きたい人には楽しい道のりですが、夏や雨の日、大きな荷物がある場合にはあまり向きません。
歩くなら、京都駅から七条通方面へ進み、三十三間堂周辺を経由して東山方面へ向かうと京都らしい街歩きも楽しめます。そこから五条坂方面へ進み、最後は清水寺への上り坂です。
「交通費を節約したい」という理由だけで歩くより、散策そのものを楽しみたい日に選ぶ方法と考えたほうがよいでしょう。
京都駅から清水寺までの料金・所要時間を比較
京都駅から清水寺までの主な移動方法を比較すると、次のようになります。所要時間は待ち時間や道路状況によって変わるため、あくまで目安として考えてください。
| 移動方法 | 料金の目安 | 所要時間の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 市バス86・206など | 230円 | 約25~40分 | 安くて乗換なし |
| 観光特急EX100・EX101 | 500円 | 約20分~ | 土休日限定、五条坂まで約10分 |
| JR+京阪+徒歩 | 330円 | 約35~45分 | 渋滞を避けやすい |
| タクシー | 約1,400円~ | 約15~30分 | 荷物が多い人に便利 |
| 徒歩 | 0円 | 約45~60分 | 街歩きを楽しみたい人向け |
迷ったときは、通常期なら市バス、土休日なら観光特急、道路が混雑していれば電車という考え方をすると選びやすくなります。
京都駅から清水寺までバスで行く手順をわかりやすく解説
京都駅から清水寺へバスで行く場合、最も迷いやすいのが京都駅前のバス乗り場です。「206」という番号だけを見て乗るのではなく、のりばと行先を確認することが大切です。清水寺方面へ向かうバスと、別方向へ向かう同じ系統番号のバスがあるため注意しましょう。
京都駅前D1・D2のバス乗り場を確認する
清水寺方面へ行く場合、2026年時点ではD1とD2を覚えておくとわかりやすいでしょう。D1は観光特急EX100・EX101、D2は86・106・206など清水寺・祇園方面へ向かう通常路線の乗り場です。
特に206系統は京都駅から別方向へ向かう便もあるため、「206」という数字だけで判断しないことがポイントです。D2の「三十三間堂・清水寺・祇園方面」を確認して乗車してください。
京都駅のバスターミナルは初めてだと少し複雑です。駅に到着してから乗り場を探す時間も考え、予定より10分程度早めに移動を始めると気持ちに余裕ができます。
五条坂から清水寺まで徒歩で向かう
京都駅からバスに乗ったら「五条坂」で下車するのが基本です。清水寺公式サイトでも、JR京都駅からバスを利用する場合は五条坂で下車し、徒歩約10分と案内しています。
ただし、この10分は平坦な道を歩く10分とは少し違います。清水寺は東山の斜面にあり、五条坂から先は上り坂です。観光客が多い日は人の流れもゆっくりになるため、15分程度を見込んでおくと安心でしょう。
清水寺へ入山できる主なルートは、清水坂を上って仁王門へ向かう道と、茶わん坂を上る道です。歩きやすい靴で向かうと、到着後の境内散策も楽になります。
京都市バスの運賃・ICカード・1日券を確認する
通常の京都市バス均一区間は、大人230円、小児120円です。Suica、PASMO、ICOCAなど全国相互利用に対応した交通系ICカードも利用できます。
通常の市バスは後ろの扉から乗り、前の扉から降りる際に運賃を支払います。一方、観光特急EX100・EX101は前から乗って先払いし、後ろから降りる方式です。乗り方が逆なので覚えておきましょう。
京都市内でバスや地下鉄を何度も利用する予定なら、大人1,100円の地下鉄・バス1日券も候補になります。清水寺だけを往復するなら都度払いと比較し、その日の観光ルート全体で判断するのがおすすめです。
京都駅から清水寺まで混雑を避けて行くコツ
京都駅から清水寺への移動で気をつけたいのが混雑です。特に桜、紅葉、大型連休、修学旅行シーズンなどは「バスが来たのに乗れない」「道路が渋滞して予定より遅れる」ということもあります。移動手段を一つに決めつけず、混雑状況に合わせて変更できるようにしておきましょう。
清水寺へ朝早く向かうと混雑を避けやすい
清水寺は通常6時から開門しているため、早朝観光がしやすい寺院です。2026年は通常18時閉門で、7月・8月は18時30分まで開門する期間があります。
朝の京都は日中に比べて観光客が少なく、清水坂や境内も歩きやすい傾向があります。夏なら気温が上がる前に坂道を歩けるのも大きなメリットでしょう。
写真をゆっくり撮りたい方や、人混みをなるべく避けたい方は、京都駅を7時前後に出発するプランもおすすめです。御朱印や授与所は開門直後から対応していない場合があるため、目的がある場合は公式案内も確認してください。
桜・紅葉・土日祝は電車や地下鉄を組み合わせる
桜や紅葉の見頃には、京都駅から清水寺方面へ向かうバスに利用者が集中します。京都市公式の観光案内でも、206系統などは混雑する可能性があるとして、鉄道を組み合わせた移動を紹介しています。
代表的なのは、京都駅からJR奈良線で東福寺駅へ行き、京阪に乗り換えて清水五条駅へ向かう方法です。さらに、京都駅から地下鉄で九条駅へ移動し、地下鉄九条駅前から市バス202・207系統で五条坂へ向かうルートも混雑分散策として紹介されています。
少し乗り換えが増えても、道路上を走るバスの時間を短くすると予定を立てやすくなります。
清水寺から京都駅へ戻るときも混雑対策を考える
清水寺を見終わった夕方は、京都駅へ戻る観光客が集中します。行きはスムーズだったのに、帰りのバス停には長い列ができていた、ということも珍しくありません。
バスの待ち時間が長そうなら、清水寺から清水五条駅まで歩き、京阪で東福寺駅へ移動してJR奈良線で京都駅へ戻る方法があります。道路渋滞を避けられるため、帰りの新幹線など時間が決まっている場合にも検討しやすい方法です。
急いでいなければ、清水寺から産寧坂や二年坂方面へ歩き、祇園・八坂神社まで散策してから別の交通機関を利用するのも京都らしい楽しみ方です。
京都駅から清水寺までの行き方で迷わないためのポイント
「清水寺」という名前が付いた駅やバス停が目的地のすぐ前にあると思うと、意外に歩くことになって驚くかもしれません。清水寺は東山の中腹にあり、どの公共交通機関を利用しても最後は坂道を歩く必要があります。駅名だけで判断せず、徒歩区間まで含めてルートを考えましょう。
清水五条駅は清水寺のすぐ近くではないので注意する
京阪電車の「清水五条駅」は名前だけを見ると清水寺の最寄り駅という印象があります。しかし、清水寺公式サイトでは清水五条駅から徒歩約25分と案内されています。
駅を出てすぐ寺院が見えるわけではなく、鴨川側から東山方向へ進み、最後に坂を上る必要があります。そのため、大きなスーツケースを持ったまま歩くと想像以上に大変です。
一方で、鉄道なので道路渋滞の影響を受けにくいという大きなメリットがあります。歩くことが苦にならない方には、観光シーズンほど頼りになるアクセス方法です。
五条坂と清水道はどちらで降りるべきか
京都駅から清水寺へ向かう場合は、「五条坂」で降りる方法がわかりやすいでしょう。清水寺公式も京都駅からのアクセスとして五条坂下車、徒歩約10分を案内しています。
86系統などは五条坂の次に清水道を通る便もあります。清水道からも清水寺方面へ歩けますが、初めて訪れるなら公式案内に沿って五条坂を利用すると迷いにくくなります。
一方、清水寺から産寧坂、二年坂、高台寺、八坂神社方面へ観光を続けるなら、帰りは清水道周辺へ抜けるルートも便利です。行きと帰りで同じ道を歩く必要はありません。
清水寺周辺では地図アプリの案内だけを信用しすぎない
清水寺公式サイトでは、地図アプリの案内について注意を呼びかけています。清水寺境内へ入れるルートは、門前の清水坂を上って仁王門前へ向かうルートと、茶わん坂から防災道路へ向かうルートです。
地図アプリによっては、実際には境内へ入れない方向を案内する場合があります。「寺院の敷地が地図上ではすぐそこなのに入口が見つからない」ということを避けるため、最後は公式アクセス案内も確認しましょう。
特に早朝や人通りが少ない時間は、周囲の観光客についていく方法も使えません。清水坂、茶わん坂、仁王門という名称を覚えておくと安心です。
京都駅から清水寺へ行った後の観光を快適にするポイント
京都駅から清水寺への交通手段だけを決めて安心してしまいがちですが、実際の京都観光ではその後の予定も大切です。清水寺周辺は坂や石畳が多く、さらに産寧坂や祇園方面まで散策するとかなり歩きます。拝観時間、荷物、靴、次の観光地まで含めて計画しておきましょう。
清水寺の2026年の拝観時間を事前に確認する
清水寺は2026年も基本的に朝6時から開門します。閉門時間は季節で異なり、1月から3月26日までは18時、7月1日から8月13日までは18時30分、9月以降も期間によって変わります。
2026年8月14日から16日の夏の夜間特別拝観や、11月21日から30日の秋の夜間特別拝観では、21時30分まで開門し、受付は21時までです。
季節や行事によって時間が変わるため、旅行当日は清水寺公式サイトを確認してください。早朝なら混雑回避、夜間特別拝観なら昼とは違う東山の景色を楽しめます。
京都駅で大きな荷物を預けて歩きやすい靴で向かう
清水寺観光では、最後に必ず坂道を歩きます。さらに境内や産寧坂、二年坂まで巡れば歩行距離はかなり増えます。キャリーケースを引いたまま観光するより、京都駅や宿泊施設で荷物を預けてから向かうほうが快適です。
京都市公式の観光案内でも、混雑対策の一つとして大きな荷物を預ける「手ぶら観光」を勧めています。満員のバスに大型荷物を持ち込まずに済む点もメリットです。
靴は見た目より歩きやすさを優先しましょう。雨の日の石畳や坂道では滑りやすい場所もあるため、履き慣れたスニーカーなどが安心です。
三十三間堂や産寧坂・八坂神社と組み合わせて観光する
京都駅から清水寺だけを往復するより、東山の観光スポットを組み合わせると移動時間を有効に使えます。例えば市バス206系統は三十三間堂周辺を通って清水寺方面へ向かうため、午前中に三十三間堂を見てから清水寺へ向かうプランも考えられます。
清水寺を参拝した後は、産寧坂や二年坂を下り、高台寺周辺から八坂神社・祇園方面へ歩くルートも人気です。京都市公式の観光案内でも、清水・祇園エリアは徒歩観光を組み合わせやすい地域として紹介されています。
「京都駅へどう戻るか」まで最初に決めず、その日の混雑や疲れ具合を見ながら鉄道・バスを使い分けると、無理のない京都旅行になります。
※交通機関の運賃・運行系統・拝観時間は変更される場合があります。旅行前に京都市交通局、京都観光Navi、清水寺公式サイトなどで最新情報をご確認ください。
まとめ
京都駅から清水寺までの行き方は、安さを優先するなら市バス86・206系統など、土休日に移動時間を短くしたいなら観光特急EX100・EX101、渋滞を避けたいならJR奈良線と京阪電車の組み合わせがおすすめです。
通常の市バスは大人230円で、五条坂から清水寺までは徒歩約10分。電車なら清水五条駅から約25分歩きます。
桜や紅葉シーズンは道路が混みやすいため、一つの交通手段にこだわらず、その日の混雑に合わせて変更できる計画にしておくと安心です。旅行前には京都市交通局と清水寺公式サイトで最新情報を確認し、荷物を軽くして歩きやすい靴で京都・東山の観光を楽しんでください。
参考情報(記事作成時に確認した主なページ)
- 清水寺公式「交通・拝観案内」
- 京都市公式 京都観光Navi「主要観光地への快適なアクセス 東山(清水寺)」
- 京都市公式 京都観光Navi「交通案内 京都を巡る」
- 京都市交通局「主要停留所のりば」
- 京都市交通局「京都駅前 市バス時刻表」
- 京都市交通局「観光特急バス」
- 京都市交通局「市バスの乗りかた」
- 京都市交通局「地下鉄・バス1日券」
- 京阪電車「運賃表・運賃検索」
- 京都府タクシー協会「主要観光地へのタクシー運賃目安」


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